オムロン ヘルスケアのショールームにおいて、空間設計から施工まで、ハード・ソフト両面にわたるプロデュースおよびディレクションを一貫して手がけました。

コンセプトは「シーンに呼応するフレキシブルな空間」。製品展示やビジョン紹介、最新コンテンツの発信に加え、製品発表会やプレスイベントなど、多様なシーンに応じてレイアウトを自在に変化させられる設計としています。

展示構成は、過去から現在までの製品の変遷を辿るエリア、2030年までのビジョンを紹介するエリア、そして最新情報を発信するゾーンなど、多層的なコンテンツで構成。150インチの大型モニターも設置し、映像によるPR表現の幅を広げています。

また、京都本社という立地にちなみ、京都府産材を使用した什器を採用することで環境にも配慮。ショールーム中央には、イタリアarper社のソファ“Pix”を大小組み合わせて配置し用途やシーンに応じて柔軟にレイアウト変更を可能にしました。空間内のグラフィックはブランドガイドラインに基づき設計されており、統一感のある空間演出とブランドイメージの強化を図っています。