京セラの太陽光パネルおよび蓄電池に関する、販売店向け・エンドユーザー向けの製品カタログを制作いたしました。

まず、競合他社がひしめく市場環境の中で、製品価値をどこに設定するかをチームで議論。多様な製品特性を整理し、「上流（本質的な価値）」と「下流（補足的価値）」という視点から価値を分類し、訴求の軸となるコンセプトワードを策定しました。編集面においては、製品カタログという性質上、すべての情報を正確かつわかりやすく伝える必要があるため、情報の伝達順や構成について丁寧にディスカッションを重ねました。編集方針が固まったのち、デザイン制作に着手。京セラのブランドトーンを踏襲しながら、業界内での「国産ブランド」としての信頼性、そして製品が持つ長期的な環境配慮という価値観をデザインに反映しました。それに合わせて、各種CGビジュアルも新たに開発しています。

情報量が多い媒体であるからこそ、構成やデザインにメリハリを持たせることを意識し、読み手にとって理解しやすく、魅力的に伝わるカタログを目指しました。