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Archive for 6月, 2012
2012.6.29 at 09:47
TITLE: ちょっといいもの

このあいだギフトでいただいたA.P.Cのペーパーバッグ、いいですね。

全面金箔押しのドットで、この不規則性な感じ。

散弾銃で打ち抜かれたようなところが結構パンクです^^





2012.6.25 at 13:59
TITLE: 備前焼

もう5月のお話なんですが、和歌山の陶芸作家『平岡仁さん』のアトリエにオジャマしました。









和歌山で『備前焼』を作りつづける平岡仁さん。
男らしく渋い作品とは真逆に、物腰柔らかく、とても気さくな作家さんでした。

強いだけの作家性を感じる事は無く「自分の作る器が、ちょっと難しく思われがちな焼き物に対しての
エントリーになる存在なら嬉しい」と謙虚に、そして少し嬉しそうに語られる姿勢に、
作品を通して世の中とコミュニケーションしたい、もっと陶器の良さを知ってほしいという
お気持ちが伝わってきました。

しかし、ろくろに向かって作業をされる眼差しは強く、『ものづくり』に対する芯の強さを感じました。
そしてめちゃめちゃイケメンなんですよね^^;


この『趣佳』の取材を続けている醍醐味は、単に作家さんの作品を見た目だけで
ピックアップしているのではなく、こういう作家さんの想いや、人柄、そして『工芸』という大きな
フィルターを通してコミュニケートする姿勢を知ってほしいし、ちょっとでも伝えたいというところです。
これは、balanceの『デザインや広告を通して、もっと社会とコミュニケートしたい』という気持ちに
すごく近い気もしています。



そして、僕の初焼き物『引出黒縞カップ』^^



ちょっと渋いかな?なんて思っていましたが、使ってみるとスゴく持ちやすく、手にしっくり馴染みます。
「使う人の自由な感覚で楽しんでほしい」というお言葉に甘えて、僕はベタにビールを飲む時に
使っているのですが飲み口にあたる柔らかな感触と、何故か泡が美味しく、すごくクリーミーに
感じてしまうところが、面白さであり、僕なりの楽しみ方です。(間違ってるかもですが。笑)

単純に美味しい^^


平岡さんのラインナップはこちらこちらで。
渋いものから、ちょっとカワイイものまで。







今回のスチール&ムービーは、やはり石田さんに。
平岡さんの現場や人柄を十分に映し出してくれてます。 同時に是非。