主に猥雑なコラージュで構成されているアート誌『SECRET BEHAVIOR』がいい感じです。
ページをめくると、ギリギリな写真とコピー機やアナログコラージュで構成されたグラフィックは、
一昔前のアンダーグラウンド感を出しています。
今は少なくなった、ページをめくると少しドキドキする感じを
思い出させるような、程よくピリっとした雑誌。
雑誌の世界観はtumblrでも見れちゃいますので、是非^^
シャンパンの「ドンペリニヨン」、今年のアーティストシリーズは
アメリカの現代アーティスト、ジェフ・ クーンズのようです。
店頭で見たパッケージも、結構いい感じ。
(シャンパンにはほとんど無縁ですが。)
ジェフ・ クーンズといえば、このフラワーベース。
いいなぁ〜と思いますが、似合う住居も必要ですね^^;;
もう5月のお話なんですが、和歌山の陶芸作家『平岡仁さん』のアトリエにオジャマしました。
和歌山で『備前焼』を作りつづける平岡仁さん。
男らしく渋い作品とは真逆に、物腰柔らかく、とても気さくな作家さんでした。
強いだけの作家性を感じる事は無く「自分の作る器が、ちょっと難しく思われがちな焼き物に対しての
エントリーになる存在なら嬉しい」と謙虚に、そして少し嬉しそうに語られる姿勢に、
作品を通して世の中とコミュニケーションしたい、もっと陶器の良さを知ってほしいという
お気持ちが伝わってきました。
しかし、ろくろに向かって作業をされる眼差しは強く、『ものづくり』に対する芯の強さを感じました。
そしてめちゃめちゃイケメンなんですよね^^;
この『趣佳』の取材を続けている醍醐味は、単に作家さんの作品を見た目だけで
ピックアップしているのではなく、こういう作家さんの想いや、人柄、そして『工芸』という大きな
フィルターを通してコミュニケートする姿勢を知ってほしいし、ちょっとでも伝えたいというところです。
これは、balanceの『デザインや広告を通して、もっと社会とコミュニケートしたい』という気持ちに
すごく近い気もしています。
そして、僕の初焼き物『引出黒縞カップ』^^
ちょっと渋いかな?なんて思っていましたが、使ってみるとスゴく持ちやすく、手にしっくり馴染みます。
「使う人の自由な感覚で楽しんでほしい」というお言葉に甘えて、僕はベタにビールを飲む時に
使っているのですが飲み口にあたる柔らかな感触と、何故か泡が美味しく、すごくクリーミーに
感じてしまうところが、面白さであり、僕なりの楽しみ方です。(間違ってるかもですが。笑)
単純に美味しい^^
平岡さんのラインナップはこちらとこちらで。
渋いものから、ちょっとカワイイものまで。
今回のスチール&ムービーは、やはり石田さんに。
平岡さんの現場や人柄を十分に映し出してくれてます。 同時に是非。
BOOWYではありません。笑
ちょっと仕事の関係でいろいろ調べものを。
1950年代のアメリカ、あまり文学とかは縁遠い方なので知らない事ばっかりなんですが
こんなガイドブック片手に、ちょこちょこ掘り下げて行きました。
何故かジョニーディップが出ている、こんなドキュメンタリーを取り寄せたり。
(ジョニーディップ、全然出なくて良いw)
こんな地味な関連映画も見てみたり。。。
(ビックリするほどつまらないw)
映画の内容はさんざんでしたが、このあたりのカルチャー、ジャズの影響も色濃く、
映画のイントロはBLUE NOTEを意識したグラフィックが力強い。(唯一の見所。涙)
そんな経由で、BLUE NOTEの設立についても少し調べて行くのですが
レーベルの創設者がジャズマニアのドイツ人ていうのは、知りませんでした。
あんな名門レーベルなのに結構な経営難で、運営も大変だった事も以外でした。
その運営を支えたキーマンの中に『Duke Pearson』の名前が。
学生の時に買った、個人的に思い入れの強いレコード。
美しくもはかなげなジャケットが、とても好きなんですが内容も素晴らしく
中でもやっぱりフローラ・プリムをヴォーカルに迎えた、この曲が白眉です。
http://youtu.be/AEmqV73H4os
このお仕事、デザインのアウトプットは広告とは少し違うかたちになりそうですが、
良い感じでフィニッシュできるように。
この曲と同じく、思い入れの強いものになるように頑張ろうと思います^^
久しぶりの新作!ということで見てみました。
気づけば4作目。内容は触れませんが、ポスターのデザイン、ナイフになってるんですね^^
こっち系のポスターってパンチありますよね。ウマいと思います、カッコいい。
そしてこちらは5作目。
これもパンチありますね^^; 貫通しちゃってる。
映画そのものもパンチ効いています。
ストーリーなんて無いに等しいんですが、ついつい見ちゃう。笑
犯罪がクローズアップされるにつれて、肩身の狭くなるジャンルの映画。
個人的には応援しています♪ザッツエンターティメントだと思います^^
このところ放映されている、キーエンスのCM。
いつもながら、ぶっ飛んでいますね^^;
ちなみに2010年verも、同じくぶっ飛んでたので鮮明に覚えています。
最近流れているこれは、感覚的にちょっと似てるな、、、、、と思いましたが
http://youtu.be/fawNV8iWhzw
企業広告として、このぶっ飛び方のインパクトは、キーエンスの方が攻めてますね^^
元ネタは、やはりこれなんでしょうか???
キーエンスの本年度のはクレジット見ると、『編曲 石野 卓球』と記載されていますが、本当なんだろうか??
しかし何故にどっちも70’sの歌謡曲ベースなんでしょうね^^;
スタッフそれぞれ、いろんな場所で過ごした年末年始。
僕はパンチきかせてサハラ砂漠で年越し!!
もちろん休暇旅行、一人旅で時間も自由に使えることだし
さみしさを紛らわす意味でも美術館&博物館巡りまくりの旅でした^^
その各国で買ったミュージアム本たちの一部。
こちらモロッコにある、イブサンローランのアトリエミュージアムで買った作品集。
彼の作品がこんなにポップアートとは意外。どれも70年代カルチャーをおもわせるヌケ感。
同じ場所に併設されてた、北アフリカの民族博物館。
海沿い、山沿い、砂漠で、その民族衣装のパターンやテキスタイルが全然違っておもしろい◎
デザインは気候性にもリンクしてくるんですね。
こちら大陸かわって、プラハにあったユダヤ博物館の本。
ユダヤ語はまったくわかりませんが、メッセージ性の重みを感じます。
宗教や政治が背景のあるデザインはやっぱり強いです。
こちらチェコのおとなりの国、ドイツのバウハウスミュージアム図録。
言わずと知れたデザイン学校ですが、どれもさすがなクオリティでした。
ただ、作品よりかはバウハウスの教育理念が刺さって、、、
なんというか、人をデザインする感じがステキです。
この他にも、元共産圏らしいプロバガンダミュージアムとか行ったり
しこたまチャージしてきた休暇旅行でした。
(少しでも仕事に活かせねば…^^;)
旅行写真もアップしてます◎
今秋、バランス社では一つの宿題を。
各週ごとにそれぞれスタッフが、好きな本や雑誌を買ってくること。(ふつうですね^^;)
ぼくたち、ディレクション・デザイン業なので、
世間さまの基準を知るというか、新しいインスピレーションを受けるというか、
異常なほど流行に敏感になりすぎるのも良くないのですが
やっぱり常々アンテナを張っておくことが重要で。。。
で、初回担当の僕が買った本の山。(がっちし偏ってますが…)
中でも面白かったのがコレ。
スタッフの中で、いちばん物欲のない僕でも欲しくなるギアたち。
でも、本やネットばかりからのうわべだけのインプットじゃなくて
やっぱり最終的には、「百聞は一見にしかず」。
自分自身で経験することを、一番大切にしていきたい。
ともかくこの宿題、3日坊主にならないようにします。。。
事務所内で、ちょっと話題になっていた事と、たまたま書店のベストセラーということで読んでみました。
結論から言うと、僕は面白かったです。
ビジネス書やブランディング本って読み進めていくと、結局著者の宣伝だった、、、
みたいなケースって冷めてしまうんですが、そういう部分も少なかったです。
難しい話や、内容を、たとえ話を交えながら誰でもわかるように簡単に話すこと。
これって相当頭の良い方だと思います。逆もしかりですが。笑
マーケティングを一切信用しない(というか頼らない)という考え方、
この部分は僕も非常に共感する部分です。
しかしギャップのある人って、やっぱり魅力的ですね♪
アカデミー賞受賞&ノミネートで話題の「ブラック・スワン」。
「レスラー」の監督と同じなのでヒューマン映画ど真ん中と思っていたのですが
ホラー的な要素もあるとの噂もちらほらで、全く予想つかず映画館へ。
感想は…かっこいいの一言!
ナタリーポートマンの迫真の演技ももちろんですが、
とにかくエモーショナルな全体の雰囲気にすごく惹かれました。
激情にふれるストーリーに演技、ツボでした〜。
それと、ちょっとしたカメラワークがすごくかっこよくて
大好きな映画、「cotact」の冒頭シーンを思い出しました^^
最近、映画といい小説といい、エモなものばかりをついつい選んでしまってます^^;
広告デザインという仕事でも、エフェクター頼りな表層的なもので終わるんじゃなく
見る人の感情に少しでもふれるような、エモーショナルな部分を大事にしていきたいと思います◎