9月1日から、牛乳石鹸、京阪電車、そして京都浴場組合というトリプルネームで「京都の下町文化を応援する」というお題の元、フォトコンテストを主軸とするキャンペーン『きょう、銭湯と。』の企画・制作に携わっています。
まだまだ人が集うキャンペーンは行いにくい情勢の中、日常生活の延長で楽しんでもらえたり、もともと「銭湯文化を応援する」ことをベースにした以前の企画の延長で、関西近郊でも何かできないか?をテーマに企画会議からはじまりました。
こういう企画キャンペーンを実施すると、想像以上に地元の熱い銭湯ファンの方が沢山いらっしゃって、SNSはじめ文化を支えようと情報拡散いただいている事に感動します。
今回は京都府下というエリアを絞った企画となりましたが、牛乳石鹸さん主導のもと京阪電車さんのお力も借りながら、ちょっとでも銭湯に足を運んでいただけるようなキャンペーンになっております。
「きょうと」にひっかけたキャンペーンコピーはシーダッシュさん。
かわいいキッズの写真は、ヨシダダイスケさん。で
キャンペーンページはこちらから。
インスタグラムはこちらから。
すなわち「0」から「1」に変わった本年は、気分を改め何事もプラスに作用し、笑える1年でありたいと思います。
新年まずは、昨年1年かけてリブランディング構築を行った事例から。
ここにきてニッポンのモノづくり技術やクオリティの高さが、すごく元気な気がしてます!
NTT docomoが昨日発表を行った、小田急電鉄との取り組み『XRシティ SHINJUKU』のキービジュアルを担当させていただきました。
「街の楽しみ方は、XRで進化する。」ということで、まずは11月18日から新宿エリアで実施を行い、スマートフォンをかざすと街中でXRが楽しめる複数のコンテンツを発信し、デジタルとリアルのクロスオーバー体験を提供する。という新しいまちづくりプロジェクトがはじまります。
詳しくは、オフィシャルサイトから。
創業95年にもなる歯みがき粉の専門企業(!)
スモカ歯磨から新しい粉歯みがき『MASHIRO』が本日発売になりました。
もともと同社は創業から「スモカ缶」というタバコのヤニ汚れに特化した、機能性の高い粉歯みがきをベストセラーに持つ背景があり、「MASHIRO」はそのノウハウを詰め込んだホワイトニング効果が高い特徴に加え、「ギフトにも使える歯みがき粉を」という思いから非常にデザインにも拘った商品になりました。
特徴としては、超微粒なマイクロシリカが歯に負担をかけず、汚れをからめとり、パウダーをアクア処方にすることで、従来の粉歯みがきよりも、飛び散りにくくく使いやすさも考慮されています。
そしてフレーバーはハーバルミントで、人工的ではないやさしいミントが口の中にも広がり、磨き上がりもスッキリ。毎日使いたくなる磨き上がりです。
と、そもそもチューブ式の歯みがきが主流の中、『粉歯みがき』というのは何とも新感覚。
あとはドラッグストア等で買う歯みがき粉って、デザイン的にも商業的なものが多く、自宅の洗面スペースでも主張が強すぎるデザインが多くないですか?
そのあたりも考慮して、毎日使うものだから『生活に馴染み、心地よく、インテリアのような佇まい。』を目指してデザインしています。
ちょうど本日発売になった、心地よいベターライフをオススメする雑誌『& Premium』は
「日常を心地よくする習慣」特集。
ここにも記事が掲載されていますので、併せてご覧ください^^
・オフィシャルサイトは、こちらから。
・Instagramのオフィシャルアカウントは、こちらから。
昨年のお話になりますが、「牛乳石鹼共進社×BEAMS JAPAN」実施のキャンペーン『銭湯のススメ』において、その取組に評価をいただき、2020年度のグッドデザイン賞をいただきました。
グッドデザイン賞といえばプロダクトデザインのイメージが強いのですが、最近ではグッドデザインの解釈も広義に渡り、今回の受賞はモノのデザインではなく、コトのデザイン。当初の企画意図とした企業と企業を繋ぎ、文化衰退の応援として「人の導線をデザインする」部分に評価をいただけたのが嬉しいです。
牛乳石鹸創業110年を記念した企画としてスタートしましたが、蓋を開けてみると企業プロモーションの枠組みを大きく超え、いろいろな人や団体までを巻き込んだ記憶に残る取り組みとなりました。
以下、審査コメントより
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銭湯とそこへ通う動機付けをうまくデザインでつなぎ、衰退しつつある銭湯に社会が目を向けるきっかけをつくった。銭湯内のデザインやイベント、巡回するしくみづくり、魅力的なグッズ開発など、若者の心をつかむためのコミュニケーションデザインも細部にわたり行き届いている。550もの銭湯を巻き込んだスケール感、著名なブランド同士がコラボレーションすることによる社会的な影響力もしっかり計算されている。銭湯の文化的な側面にも着目し、銭湯という存在を若者の価値観に合うように新しくデザインし直した点は大きい。
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本年度はコロナ禍ということで、授賞式や発表等は全てオンラインで行うという少し寂しい感もありますが、関係者スタッフの皆さんと、企画のプランから一緒に約1年半の準備期間を設けたプロジェクトですので、思い入れもあり大変名誉に思います。
詳細は以下、牛乳石鹸のリリース、BEAMSのリリースより。
GUNZEのインナー『Tuché』も8月末に新シーズンが立ち上がりました。
今期はインナーを見せるスタイルに昇華させた『Dress Me』を筆頭に、
シーンに応じた機能とデザインを両立させたシリーズ展開。
商品のデザインもどんどんかわいくなっており(おじさんの僕が言うのもなんですが)、
社内や制作スタッフの女性からも、非常に好評のラインナップになっております。
オフィシャルのWEBコンテンツもとっても充実。
商品比較やスタイリング例など、とっても見ごたえのある内容になっております。
(おじさんが言うのもなんですが)
トータルのADはADK松本さんの元、撮影は引き続きRipcordの仲尾さん、
スタイリングはhuitの片倉さんに加え、田中ちかさん。ヘアメイクも引き続き燃杭さんに担当いただき、
バンブー柚子ちゃんのクールなビジュアルが出来上がりました。
コロナ禍の中、自宅時間も増え、自分の持ち物に「心地よさや」を求められる方も増えています。
この機会に手持ちのインナーを見直すのもの満足度が高いように思います。
(おじさんが言うのもなんですが)
ブランドサイトはこちらから。
その他ビジュアルは、こちらから。
外出自粛で、最寄りのスーパーくらいしか行けなかった最近でしたが、限られた中で
ちょっとでも楽しみを見出そうと普段の散歩ルートを少し変えてみたところ、
偶然手仕事作家さんのアトリエを見つけた。
実演(というか作業場)されているので、単なる興味本位でガラス越しに覗いていたところ
『中でじっくりどうぞ〜』のお声がけ。
昔からデパートの催事(イメージ的には上層階)にいけば出会える手仕事作家さんのものづくり現場ですが
触手が伸びたのは、単純に歳をとったからでしょうか?
いや、しかし実物を手に取るとデザインの美しさと、手仕事の完成度に驚き
強度はもちろん、使い込めば表面も飴色に変わり、20年は使えますとのことで持ち帰り。
単純に日用品、生活使いではありますが、安価で大量生産されるものとは違い、
手にとって見ると佇まいはとても美しく、置いているだけでも何に使おうかワクワクさせてくれるもんですね。
職人が途絶えると、この技術や製品も無くなってしまうので
ここはご近所でもありますし応援という意味も込めて、いくつか持ち帰りました。
作家さんのことを調べると、結構アーティスティックな作品群で二度驚き。
竹かご屋・辰巳康雄さん
コロナによる悪影響ばかり目立ちますが、家に居る時間が長いことで、普段の生活を少し見直したり
ちょっと日常使いのものをアップデートする喜びなど、ポジティブに見直すタイミングでもあるのかな?
なんて個人的には思ったりしています。
週末は京都府亀岡市に誕生した、Jリーグ「京都サンガF.C.」のホームスタジアム『SANGA STUDIUM by KYOCERA』の杮落としプレマッチ観戦に。
普段は静かであろう亀岡駅周辺も約18,000人程の満員御礼で大混雑。
新築スタジアムということで、設備の美しさはもちろんですが、どこかしら和のエッセンスを用いた建築はほんとに美しく、そして席からフィールドまでの近さは大迫力でサッカーファンにはたまらないスタジアムでした。
『SANGA STADIUM by KYOCERA』という言うだけあり、京セラのネーミングライツとしてスタジアムが決定され、弊社はこのスタジアムのロゴデザインを制作させていただきました。
外観の大きな看板もですが、フィールド内のLEDのモーションロゴは感動的。。。。
まだまだ駅周辺は静かな亀岡でしたが、このスタジアム誕生をきっかけにサッカーファンはもちろんのとこ、賑わう街づくりのきっかけになれば嬉しいです。